rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

東京→博多→萩→松江→鳥取→東京


表題は、この夏休みに列車で訪れたまちである。


鳥取の実家に帰ることは決めていたが、今回は
違うルートで行ってみようということになり、この
計画になった。


中国地方の出雲より西には今まで行ったことが
なかったので、この際、各駅停車で山陰本線
戻ってこようということになった。


8/11、初日、6時代の「のぞみ」で一気に博多へ。
博多では、中州、天神をぶらつき、福岡ドーム
強烈な嵐に合い、またまた、天神をフラフラし、
中州の屋台で何か食べようと思うが満員である
のとあまりの暑さに負けて、冷房の効いた店で
博多ラーメンを食べる。


翌日、これまた、早朝からの行動。各駅停車で、
小倉、門司、下関へと行き、山陰本線に入り、萩
を目指す。驚いたのは博多から門司までの遠さと、
山陰本線のあまりの寂しさである。兵庫県の日本
海側の閑散とした感じは知っていたが、山口県
島根県日本海側がこれほどまでに人気がない
ところだとは知らなかった。とてもいい感じである。
この寂しさをとてもいとおしく思う。


もう一つ驚いたのは、昔は門司発京都行きなどの
長い距離を行ける列車があったが、いまはなく、
各拠点の駅間で乗り換えなければいけないことだ。
萩に着くまで3回、松江に着くまで3回、乗り換えた。
各駅停車で旅行する人は限られており、各駅で、
列車で乗り合わせた人の顔を見かけた。


萩では、レンタサイクルと市内周遊バスでまちを
めぐった。松江でも、レンタサイクルを中心に移動し、
堀川めぐりの船に乗り、お堀からまちをめぐった。


萩、松江、それぞれで一泊ずつし、いざ鳥取の実家
へ。これまた、レンタサイクルで海水浴場へ行く。
かみさんと子供は、倉吉探索、温泉クアハウスへと
精力的に動く。その間、私はビールを飲んでは昼寝
を繰り返して過ごす。


8/18、最終日、智頭急行で新大阪、新大阪から東京
まで、またまた「のぞみ」で戻ってくる。


休みを決めたのがギリギリだったので、飛行機の
チケットが取れなかったからというのが、この列車
旅行の理由だが、瞬間移動の飛行機では味わえ
ない距離とじかっが一致した旅であった。


●写真は、JR九州のドアにあった注意書き。所変わ
れば表現も変わる・・・。