rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

蜘蛛も日々闘っている


きのう、ふと壁に目をやってみると、蜘蛛が
壁で闘っているすがたを発見。この写真では
非常に見にくいが、目を細めて、それでも見え
ないところは想像力で補ってほしい。


左下のヤツは、萎縮して縮みこまっている。
右上のヤツは、怒りまくって派手に攻撃して
いる。人間だけが闘っているわけではない。
植物や動物も、地球上のいろいろなところで
闘っている。


闘うにしろ、共存するにしろ、人間だけでなく、
さまざまな生物が存在し、いろいろな敵ととも
に存在しているのだ。


ここでいいたいのは、もっと重層的にモノゴト
をとらえたほうが、生命あるいは宇宙全体に
とってはより平和な選択ができる可能性がある
ということだ。


一義的ではなく、多義的に重層的にモノゴトを
受け止め、判断していくこと。それが今、最も
必要なことだ。