rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

あたまの中の整理法


いま、たまたま、設計の仕事と現場が
重なってなかなか忙しい状況が続いて
いる。


事務所の私の席は、2階にある。簡単な
打ち合わせなら席でやるが、結構まと
まったヴォリュームがある場合、1階の
打ち合わせテーブルまで毎回わざわざ
降りて打ち合わせる。


自分の席にいるときは、いくつかのプロ
ジェクトのことを同時に考えている。急
にスタッフが打ち合わせに来てもあたま
を切り替えることができない。


そこで考えたのが、違う打ち合わせ毎に
1階のテーブルでするという方法である。


そうすることで、考えていることを保留
にして、リセットし異なるソフトウェアを
立ち上げることができる。


違う打ち合わせごとに場所を変えてやる
というのは、同時にいくつも考えなければ
いけないことが多い職業には有効な方法
である。