rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

はじめて上海ガニを食す


きのうは夕方から、いまいっしょに建売住宅の
企画を進めている、不動産部を持つ工務店の方
たちと、建売の販売方法について打ち合わせを
した。より可能性が広がる方向で話を展開する
ことができた。いいものをできるだけ早く売る
ことができるといいと思う。


そのあと、工務店の社長に夕食を誘われ、おい
しい中華レストランに連れて行ってもらった。
紹興酒も特別なものを飲ませてもらったが、これ
がとてもおいしい。


さまざまな料理をいただきながら、メインで表題
上海ガニが登場する。はじめての上海ガニ
ある。お店のママから食べ方をレクチャーして
もらい、見よう見まねでみんな食べ始める。濃厚
な深い味のカニである。はじめてなので、まだ
その味を深く理解できていないがとにかく美味
である。社長、ご馳走様でした。


これまで、ベニズワイガニ、タラバガニ、ハナサキ
ガニ、ケガニ、タカアシガニ、など大体のカニ
食べたことがあるが、総合的には、品質のいい
ベニズワイガニがもっともおいしいと思ってきた。
とくにあしの部分のおいしさは格別である。


ところがである。上海ガニはこれらのカニとは
まったくカテゴリーの異なるものである。沢ガニ
系であるということもあるのだろうが、あしの
部分より、本体の味の濃厚なこと。中華味が付
けてあるわけでもないが、中華性をもつ食べ物
である。


そんな上海ガニと、はじめて出合った夜であった。