rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

プリズム・ナイト


きのうは午前中、目黒方面のクライアント打ち
合わせ一本。


午後は、事務所にて雑用を済ませて、府中市
の住宅「SU-HOUSE 26」prismのオープンハウス
に合流。そして、引渡し。そのあとは恒例の
事務所押し掛けパーティ「プリズム・ナイト」。


この住宅は、箱型のシンプルな建築である。
南東玄関から螺旋階段、坪庭、浴室に東西に
つながる光の帯に、東側から順番に、2階の
バルコニー、1間幅の吹抜け、坪庭の通りの
3つの異なる性質の光の帯が重なり合って、
まるでプリズムのようにさまざまに変化する
複雑で豊かな空間が生み出されている。一年
を通して多様な楽しみ方ができる住宅である。


クライアントのTさんご夫妻、完成おめでとう
ございます。そしてご馳走様でした。これまで
幾多の苦難もありましたが、何とかここまで
漕ぎ着けることができました。お付合いいた
だき、ほんとうにありがとうございました。
これからは、メンテナンスでのお付合いになり
ますが、今後ともよろしく願いいたします。
上にも書きましたように、この住宅は周辺環境
や内部空間のさまざまな変化を楽しめる建築
です。存分にこの住宅を味わってください。


最後になりましたが、この建築に関わっていた
だいた工事関係者のみなさん、ほんとうにお疲
れ様でした。今後ともよろしくお願いいたします。