rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

全体を見通すことができるかどうか


観光地に行って、いつも思うことがある。


そのまちが、全体を見通せる構造を持って
いるかどうかでる。


全体が見通せて部分部分も楽しいまちが
一番いい。部分部分には魅力があるが、
全体が見通せないまちは、なんだか総体的
な印象が薄く、結局はあまり楽しめない。


観光地も、部分と全体の関係がここちよい
まちがおもしろいのである。


なにかをつくったり考えたりする時、全体が
見通せ、部分も興味深いものをつくるよう
心掛けた方がいいかもしれない。