rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

思考と身体


きょうあたりは、かなり散歩日和の気候で
ある。運動するとからだも暖かくなり気持ち
いい。


そんなことで、お昼を食べたあと、いつもより
ちょっと大回りして事務所に戻ってきた。その
ままどこかまで歩きたい気持ちだった。


20才代のころは、いくら運動不足で不規則
な生活をしていても何とかあたまは回った。
40才代後半となった今では、規則的な運動
と生活をすることではじめて、自由な発想が
生まれることが分かってきた。


哲学者カントは、毎朝、同じ時間に同じ散歩
コースを秒刻みで歩いていたらしい。これも
規則的な運動と生活と、思考とのなんらかの
関係性を示している。


若い頃は気付かなかったが、思考と身体は
どうやら密接に関係しているようである。どち
らも肉体から発せられるものだから、関係が
なければ逆におかしいか・・・。


これからは、休みの日はもちろん、空き時間
や昼休みにもちょっとした散歩を楽しもう。