rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

聖なる森で過ごす


おととい、きのうと、山梨県の山の中で過ごしてきた。


いま、いくつかの施工をお願いしている工務店
社長のお計らいに甘えての休暇である。社長が
生まれ育たれたご実家の古民家を再生した山小屋
である。以前はまちでもっともにぎやかな場所だった
らしいが、いまではまわりには建物は一つもなく
聖なる森に包まれている。


おとといの朝、事務所にスタッフが集合し工務店
の方に用意していただいた車に乗り込んで山梨を
目指す。2時間強のドライブの後、現地に到着する。
想像以上の山の中というか、聖なる森に囲まれた
場所であった。


社長を含めた先発隊の方たちがすでにお昼の準備
をされている。シシ鍋、焼肉、焼き鳥、めずらしい
山菜の天婦羅、そしておいしい日本酒、昼間から
飲み会が始まる。セーブしていたつもりだが、環境
がいいのと、料理やお酒がおいしくついつい飲んで
しまう。


しばらくして、2台のバギーと1台のバイクで森の
散策にでかける。山あり川あり、こころが洗われる
場所である。1時間近く散策を楽しんで山小屋に
戻ると、野外のバーべキューは片付けられており、
今度は屋内の囲炉裏で宴会の準備が進められて
いた。また飲み会である。きょうのこと、いろいろ
なことを語り合いながら夜はふけていく。私は午後
9時ごろダウンして布団にもぐりこんだ。スタッフ
たちは12時過ぎまで飲んでいたらしい。


そして、次の日渋滞を避けて早めに山小屋を出て
東京に戻る。


社長をはじめ工務店のみなさん、ほんとうに楽しい
時間をありがとうございました。これからもいっしょ
によりよい建築をつくっていきましょう。


おととい、きのうはそんなスピリチュアルな体験をし、
こころ洗われた2日間であった。