rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

今回のベルギーとチリは弱すぎる・・・


うちの事務所では、サッカーの国際Aマッチと、
ダンスや芝居などの優れたライブパフォー
マンスのチケット代は経費から出ることに
なっている。ここしばらく、このしくみを使う
スタッフがいなかったが、久しぶりに昨日は
サッカーキリンカップ、日本VSベルギー戦を
事務所総出で観に行ってきた。


確かに日本が4点も取ったのでうれしいのは
当然だが、なんとも気持ちがすっきりしない
試合だった。前の試合のチリもそうだったが、
今回のベルギーもベストメンバーでないのか、
モチベーションが低いのか分からないが、とに
かく相手として弱すぎる。中村俊介もコメント
しているが、相手がそんなに強くないのに走り
こむサッカーができていない。そのあたり不満
が残る試合だった。チームの意思が見えない
のがなんともさびしい。


試合は、お互いの力が拮抗している中で、流れ
をつかみ戦略的に戦い、僅差で勝つというのが
見る側としては最もワクワクする。そういった
意味で、今回の2試合ははっきり言ってつまら
ない試合だった。オシムさんなら、日本代表を
容赦なく非難するだろう。


人生もそうでなくてはおもしろくない。安泰で
楽勝の人生なんてクソ喰らえだ。


でも、サッカーはスタジアムで観るのが一番だ。
テレビ中継もわるくないが、テレビ局側の視点で
撮られているのでこちらの自由な意思で観戦
することができない。その点、スタジアムに
行けば、双眼鏡を使えば、ベンチの動き、アップ
している選手の様子、ピッチ上の選手の表情、
など自分の観方で試合に参加できる。


とにかく、アウェイでのウズベキスタン戦はタフ
な試合になると思うが、是が非でも勝利して
ほしい。