rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

ハードなツアーだった・・・


鳥取の温泉町まちづくりツアーは、なかなか
ハードなものだった。


火曜日の午後、事務所を出て新幹線で岡山を
目指す。スタッフOGのKさんと前打合せのため。
そして、Kさんの事務所の大家さんでもある、
アートでまちづくりをされているアーチストの
方とお会いするのももう一つの目的であった。
Kさんの事務所でそのアーチストの方と3人で
ビールを飲みながら、アートのこと、まちづくり
のことを話す。そのあと、Kさんと場所を変えて
飲みなおす。


翌日水曜日の朝、Kさんの車で鳥取を目指す。
途中、倉吉民藝運動密会の場所「土蔵蕎麦」
で蕎麦を食べ、町中の民具やなどを見て回る。
そのあと、湯梨浜町松崎駅前の喫茶店に行き、
今回のまちづくりで中心になって動いてもらう
予定の女性グループの方と、レンタル工房に
入られる予定の陶芸家の方と、まちづくりに
関する様々なことを話す。


そのあと、まちの美術収集家の家に行き作品を
拝見する。夜の会合に備えて、会場近くの食べ
物屋でうどんを食べる。そして、会合。議論は
熱を帯び、予定時間をかなりオーバーして終了。
そして、実家に移動し、刺身などをつまみに
ビールを多いに飲み、また関係者と熱く議論を
交わす。


木曜日朝、早めに、松崎を出て米子を目指す。
今度は、米子の建築家と会い、こんな会のまち
づくりの協力をお願いするためだ。米子に行く
途中にある、従姉のロハスな酒屋に寄り、話を
聞く。


米子に到着し、建築家と、建築の話、まちづくり
の話をする。われわれの活動に興味を持って
もらえたようで、快く協力していただけることに
なる。ありがたいことである。


米子空港まで車で送ってもらったが、台風の折、
飛行機は大幅に遅延している模様。私の乗る便
はラッキーなことに1時間半遅れで出発し、なん
とかその日のうちに帰京した次第である。


なんともハードなまちづくりツアーであった。