rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

現地調査


略して、「現調」という。やむをえない場合を
除き、第一案を提出する前に実際に敷地を
見に行って、どんな建築をデザインすれば
いいか敷地からインスピレーションを受ける。


だいたい、私一人で行く。ラフな格好の男が
ひとり敷地内で、空間をイメージするための
変な動作をしている姿を想像してほしい。


どう見ても、かなり怪しい・・・。


そんなプレッシャーもなんのその。今日も
敷地を見に行ってきた。まだ古家が建って
いる。でも、その中でもそこに出来上がる
建築をイメージしなければいけない。こう
いったケースもこれまで何度かあったが
どうにかしのいできた。


さて、事務所に帰って、これからこの建築
のスケッチだ。スケッチを始めるこの瞬間
もワクワクする不思議な時間だ。楽しんで
デザインしよう。