rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

昭和の日・・・


きのうは午前中、杉並区で計画中の住宅の
クライアント基本設計打合せ。自分の建築
は比較的詩的なものが多いが、久しぶりに
文学的な建築になりそうな予感・・・。


お昼少し休んで、午後からは、建築プロデュ
ース会社「ザ・ハウス」に登録している建築家
の勉強会に初参加。かなり前から行なわれて
いるが、土曜日になることが多く、打合せが
入ってしまう曜日なのでこれまで参加すること
ができなかった。


まずは、清澄白河駅から待ち合わせ場所の
東京現代美術館に向かう。すでに10人位の
人が集まっている。なんと、今回は総勢20人
の参加だそうだ。


勉強会の最初は、美術館のご近所の建築家
田島則行さんの自邸の見学。建築家がクライ
アントとしての自分とつくる家づくりについて
プレゼンテーションしてもらう。なかなか興味
深いものであった。


つぎに徒歩で昭和7年か8年に完成した集合
住宅「清澄寮」を見学。その足で、ご近所の
建築家の村山隆司さんのアトリエで津軽
三味線の生演奏を聴く。やはり音楽は生で
波動を感じなければいけないことを再確認
させられる。


引き続き、「旧東京市深川食堂(1931年)」を
見学。現「深川モダン館」である。これからの
リノベーションをどう方向付けていけばいいか
について、少し考えさせられる。


そのあとは、門前仲町に徒歩で移動し当然の
飲み会。建築家、スタッフが入り乱れ、楽しい
話ができた。


できる限り、これからも参加していきたいと
思う。