rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

故 山本達也氏を偲ぶ会


きのうは午前中、事務所にて雑用などを
する。


午後からは、昨年末急逝された建築家の
山本達也氏(享年49歳)を偲ぶ会に出席
するために芝浦に行く。氏は、トルコで
トップクラスの建築設計事務所を経営され
ていた。大学・大学院の1年下の後輩で
ある。研究室は違うので直接の後輩では
ないが、飲み会などで熱い議論を戦わせ
たことを思い出す。また、「世紀末建築」
という数冊ある豪華本のガウディなどの
世紀末建築のアクソメを、友人宅で数日
缶詰になって仕上げたことなどもきのう
のことのようにあたまによみがえってきた。
学校を出て、25年以上も会っていない。
トルコのみならず、カザフスタン、ウクラ
イナ、ルーマニアなどで国家的なプロジェ
クトに関わっていたらしい。日本とトルコ
を結ぶ架け橋的な仕事も積極的に関わら
れていたようである。惜しい人を亡くした。
ご冥福をお祈りしたい。


会場には、氏と同じように25年以上ぶりに
会う懐かしい顔を何人も見かけた。これ
からもこういった会で旧知の人と出会う
機会が増えていくのだろうか。