rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

現場→事務所→そして地震


きのうは午前中、杉並区の住宅「SU-HOUSE
37」logi-cの現場。仕上り具合を確かめる。


午後、事務所に帰って仕事をする。そして、
午後2時半頃地震、続く余震。事務所のすぐ
うしろのビルの倒壊が恐ろしいので、みんな
で事務所前の駐車場に2回ほど非難する。
そこに隣の奥さんが出てきていて、なにか
あったら協力しようと話す。不思議な一体感
を感じる。今朝も、隣のマンションの部屋に
誰かが閉じ込められたらしく、救急隊が救出
する騒ぎがあったらしい。


今朝のテレビで観た映像には腰を抜かすほど
驚かされた。スマトラ島地震津波の映像
にも驚いたが、今回のものは現実感がなく
映画の世界のような感覚に襲われた。しかし、
これは現実である。一刻も早い怪我人の救出
を祈りたい。自分たちも建築の専門家として
なにかできることを考えないといけない。