rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

[思想]生かされているということ


ときどき、ふと自分が無意識に息をしていると
いうことに気付くことがある。気が付いてみる
ものの、逆に意識すると今度は息苦しくなる。


心臓の鼓動も無意識に行われているが息の
ように自分では止めることができない。身体に
よる無意識な鼓動に委ねるしかない。


このように、人間は自発的に生きているように
思いがちだが、実はなにものかに生かされて
いるのかもしれない。


病気の時はとくにそのことを思い知らされる。


このように考えると、世界を見つめる時に
一元的な原理主義ではなく、相対的に考え
る必要性が見えてくる。