rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

お休み日曜日


きのうは、一日オフとした。午前中、電車で
乃木坂に向かう。まずは、東京ミッドタウン
に行き、雑貨などを見て回る。そのあと、庭
に出て、21_21 DESIGN SITEで「倉俣史郎&
エットーレ・ソットサス展」を観る。やはり、倉俣
さんの作品は、亡くなってこんなに時間が
経つのにちっとも色あせない。物質と思考が
離れがたく一致しているが故の結果なのだ
ろう。東京と福岡で行った倉俣さんデザイン
のバーの空間を匂いと空気とともに思い出す。


そのあと、新国立美術館の「シュールレ
リズム展」は諦め、ギャラリー間の「五十嵐
淳展」を観ようとビルまで行ってみるも日曜
定休、残念・・・。仕方がないので、乃木坂
から原宿まで歩いて行ってみる。途中、青山
墓地を抜ける。地図上では分かるのだが、
いまだに、六本木と青山と渋谷の位置関係
は現地にいるとなんだかよく分からない。


そのまま、電車で豪徳寺に帰る。駅に着くと
商店街では「たまにゃん祭り」が行なわれて
いてとてもにぎやか。道すがら、知り合いの
空手の師範とすれ違い午後2時半から駅前で
道場の催しものがあるとのことで、いったん
家に帰ってからかみさんと駅前に行ってみる。
子供から大人までの総勢30人くらいの空手
パフォーマンスである。ちょっと、痛そうなもの
もあったが、空手も相手との同一化の中で、
どちらが流れをつかむかで勝負が決まる類
の武道であることが分かる。


そのあとは、家に帰ってビールと赤ワインを
飲んで寛ぐ。なんだかいろいろなことがあった
一日であった。