rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

一日事務所


きのうは午前中からお昼に掛けて、今進行
中のプロジェクトの全体像を再度確認する。
そして、ときどきスケッチ。


午後、構造家と建築家に事務所に来ていた
だき震災復興住宅に関するブレインストー
ミング。とくに進展らしきものはなかったが、
構想そのものの位置付けと方向性は確認
できた。次週、具体的な案を持ち寄って
打合せることになる。


夕方、スタッフと進行中のプロジェクトに
関する所内打合せ。


建築の設計は複合的で大体が想定通り
進んでいかない。思わぬところに様々な
トラップがある。要素的にも複合的だが、
時間的なことも場所的なことも毎回違うし、
チームとしていっしょに仕事をする職人
さんがその度に変化していかなければ
いけないこともその原因なのだろう。建築
家にはそのダイナミズムをも楽しみながら
デザインしていくことが求められているの
だろう。