rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

思考の一日


きのうは月曜日。午前中スタッフが現場に
出掛けていたので、事務所掃除とスタッフ
全体ミーティングは午後からとする。


午前中から、スケッチをする。しかし、手が
動かない。全体構想そのものをじっくりと
考えなければ先に進めない。ということで、
まとまらない諸要素をあたまの中に並べて
それらが関連付けられまとまっていくのを
待ちながら、気持ちを無にして考える。酒
でいえば発酵の状態といえよう。


この発酵する時間はつくり手からすると
結構苦しい時間だ。まとまりのないものの
関係を解きほぐし、まとまりを付けようと
しているのだから、難しいに決まっている。
もう少しの辛抱だ・・・。