rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

[社会]ローカル・サイクルのすすめ


ここのところ世の中のしくみについて考えて
いる。10数年前ころから声高に言われている
グローバルという考え方はそろそろ見直しの
時期にきているような気がしてならない。


知のグローバル化は大歓迎だが経済について
はいかがなものだろうか。資本主義的な意味
でのグローバル化は、賃金の格差によるもの
やお金の流通のことであって国際的な格差を
助長するだけであってその他のことについて
は人類にとって何もいいことをもたらさない。


ローカルなサイクルを見直すべき時ではない
か。市場経済中心主義を脱し贈与性を伴った
小さな循環をもう一度取り戻していかなければ
いけない。


ここ数日、こんなことが頭の中を駆け巡って
いる。