rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

積み上げてみたものを捨ててみる


きのうも前日に引き続き、2つのプロジェクトの
構想を練る。固定観念は、知らぬ間に身体に
染み付いてしまうものである。そこで、これまで
積み上げてきたものをいったん捨ててみて、新
たな方向性を模索してみることにする。極めて
純粋に、その場所にどのような建築が構想され
るに相応しいかについてひたすら考える。


午後、税理士事務所の方が来所。今年度の
決算について話し合う。設計という仕事がいか
に安定性のないものかを思い知る。これから
仕事が増えていくのか減ってのか分からない
が、とにかくこの仕事を死ぬまで続けていくこと
が、私の使命であることを再確認する。


そのあと、引き続きスケッチを続ける。切れの
いいところで仕事を上がる。