rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

[日々の出来事]心強い若い人たちと飲む


きのうは夕方、まちづくりの打合せに参加
する。地域のスーパーが6月一杯で撤退する
ことになり、老人の方たちを中心に買い物
難民が発生してしまうのをなんとか食い止め
たい。その対策について話し合うという趣旨
の集まりである。結論まではまだまだ先だが
地域の人たちの力で生活必需品を確保でき
る仕組みを考えていこうということになる。


そのあと、場所を移動して5年前くらいから
まちづくりで付き合っている若い人たち
飲む。彼らは自分のあたまで考え自らの力
で行動している。受験、就活、婚活などに
見られる貨幣中心主義や経済市場主義に
見切りをつけている。貨幣に頼らない贈与
性の重要性に気付いている。


こうした心強い若い人たちと飲んでいると
気持ちが楽になるとともに未来に希望を持
つことができるようになる。今を生きている
限り貨幣は使わざるを得ない。しかし、貨幣
経済そのものが中心ではないということに、
世の中多くの人たちが気付くようになると、
社会の様相は大きく変わるような気がする。