rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

晴れて穏やかな金曜日


きのうは晴れて穏やかな金曜日であった。おもに
スケッチをして一日を過ごす。


動物病院のあり方について考える。最近では通り
に開く計画のものも増えてきたが、まだまだまち
とのつながりが弱い。自分はペットを飼っていな
いが、犬の散歩などの光景などを見ると、いかに
ペットが社会の中に溶け込んでいるかが分かる。
見知らぬ人同士が犬を媒介として会話をしている。
犬はもうすでに人々を弱くつなぐ媒体となってい
るのである。ならば、動物病院はよりまちに開か
れた存在にならなければいけない。まちへの開き
方はいろいろある。これまで、設計してきた動物
病院もそれぞれまちとの関わりは異なる。その
地域、そこに住む人たちに合わせて、建築的に
空間をデザインしていく必要がある。


午後、下北沢に小物を買いに出掛ける。仕事を上
がるまでスケッチを続ける。