rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

苦悶の時期


一日構想的スケッチの日であった。プロジェクト
の全体像を見ながら、新しい案を考えるという
作業だが、まだ空間の骨格が全く見えてこない。
ただただ考え続けなければいけない。辛抱強く
考えることが重要である。これをやらなければ
この先を突破することが出来ない。これまでの
すべてのプロジェクトはこの過程を潜り抜けて
完成に至っている。とにかく集中しよう。


午後2時、スタッフとプロジェクト所内打合せを
する。


仕事を上がるまで構想的スケッチを続ける。今
最も苦しい苦悶の時期である。でもこの先には
必ず光がある。