rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

「人間失格」を読む


きのうは1日事務所で構想的スケッチを
する。そろそろ基本設計が終了する物件
の案の整理も並行して行う。


何十年ぶりかに太宰治の「人間失格」を
読む。著作権が切れた文学作品を掲載
している青空文庫というサイトの小説
iPadのアプリを通して読んだのである。
最初に読んだのは高校時代だっただろう
か。当時も心を抉られたが、この歳に
なって再度読むとこれまでに経験も伴っ
て見えていなかったことが見えるから
とても興味深い。他の小説家の作品も
読んでみよう。


写真は事務所の庭。新緑が真っ盛りで
ある。