rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

納まりと材料の検討、文献研究など


きのうは、小平市の住宅「SU-HOUSE 51」
light slitの細かな納まり等について考える。


また、ウイスキー蒸留所の外部仕上げに
ついて検討する。


夕方からは、建築関連の文献をいくつか
読み、これからつくっていく建築の方向
性ついて考える。イデオロギーの時代が
終わってコンセプチュアルな思考は無効
となってしまったようだ。イデオロギー
コンセプチュアルを支えていたということ
は、その時代にどっぷり浸かっていた時
には露ほども想像できなかった。


どうしても周辺環境との関係、あるいは
身体から建築を考えるという、具体的な
アプローチしか有効性を持たない。そう
した具体性から抽象的なるものを導き
出して、ソフィスティケートされた空間を
つくるという方法しか見出せない。まだ
まだ、根気強く考え続けていかなければ
いけない。