rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

一日事務所でスケッチ

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きのうは一日事務所で仕事の日。横浜の2戸の住宅、賃貸付き住宅のプランニングを同時並行で考える。トライアンドエラーを繰り返し、収束の方向に向けてスケッチを続ける。夕方までに、何れの案件のプランも大体の目処がついてきた。あとは、平面図にまとめるだけである。

 

プランニングを考えるのは難しい。さらにそれに空間デザインを盛り込んでいくのもかなり大変である。しかし、この仕事を生業にしている限り、誠心誠意を込めて考え続けなければいけない。取り組み始めるときは、先が見えない状態でプランニングに取り組まなければいけないので、とても苦しい。進めていく中で、いくつかの条件を少しだけ緩めていくと可能性が見えてくる。そして最後にはすっきりプランが解ける。この最後のすっきり感が好きである。だからこの仕事は止められないのだろう。

 

日々、寒さが緩んできた。彼岸まで1カ月を切った。もう春は近い。