rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

位置指定BBQ


まちの中にあって不思議な存在の一つに、位置指定道路がある。
位置指定道路でアプローチをとる人たちの共有物である。
国、都道府県、市町村といった公(おおやけ)のものでもないし、
まただれか一人の私物でもない。


そんないわば中間領域である、位置指定道路は有効に使われてきただろうか。
考え方次第では、関係者の公園的存在にもなりうる。
キャッチボール、サッカーなどをする遊び場でもいいし、
大人たちが集うビアガーデンにもなる。


スタッフの提案で、こうした中間領域で何が可能かを実験的に
おこなってみようということになった。
さしあたり、うちの事務所が面する位置指定道路でバーベキューをやることにした。
どこまで許されるか、苦情が出たらすぐ撤退体制で挑んでみる。


その名も、「位置指定BBQ」、GOGOGO!