rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

no more PANDA!!


いまなぜかパンダが気にかかる。
性格のわるそうなパンダばかり出てくるアニメを観たからだろうか。


中国、北朝鮮旧ソ連などの共産圏の外交手法は似ている。
おいしそうな目玉になるものをもってきながら、同時に脅しのカードもちらつかせる。
中国の日本企業誘致、北朝鮮の日本人拉致被害者の一部解放もこの手だ。
それにロシアの北方領土問題も・・・。


上野動物園にパンダが中国からやってきたのは、1970年代だっただろうか。
あのときすでに中国の外交メーッセージはパンダのプレゼントの中に含まれていた。
たしかにパンダはかわいらしく愛嬌がある。
この「われわれはあなたがたとの友好な関係を求めています」というメッセージと同時に、
一見かわいいけど、「われわれは大きいし白黒はっきりつけさせていただきます」という
メッセージを送っていたのだ。


中国に対しては、「ノーモア・パンダ!!」と言いたいが、日本もこのような外交手法の
選択もあるということを学んだ方がいいかもしれない。