rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

ふろ子さん


去年、食器洗い機導入にあたり給湯量が少ないため、
ガス給湯器を取り替えることになった。
その際に、お風呂の追い炊き機能のある給湯器を
わが人生の中ではじめて取り入れることにした。
ついでに向学のため、フルオートのつぎに当たる
オート機能の機種を選択したのであった。


その給湯器は何かボタンを押すたびにおんなの人が
いちいち、「設定温度を上げました」とかコメントして
くれる。お湯張りするときなどは、もう少しで入るという
時点で、「もうすぐお風呂が沸きます」という念の入れよう。
そしてお湯張りが終了すると、「ピラリン〜ピラリン〜」
という音楽入りでお風呂が沸いたと知らせてくれる。


そのおんなの人をわが家では「ふろ子さん」と呼んでいる。
じつは、クライアントのKさんが1年目検査のときに
そのように呼ばれていたのをそのまま使わせてもらって
いるのだが・・・。


ちなみにうちの「ふろ子さん」は、「ノーリツ」出の
かたである。