rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

ここだけドア


豪徳寺のとあるお宅の玄関ドアである。不思議な
ような、かわいいような・・・。


おそらく、最初は一軒家だったのだろう。とある
事情、つまり、お子さんが結婚されて2階に住む
ことになった。しかし、お嫁さんが玄関が一緒は
いやということで、一間幅の玄関を2つに分けて、
2階に一通りのお風呂・キッチン・トイレなどの
水周りをつくった・・・・・と想像される。ちなみに、
ガス給湯器も2個かわいく並んでいる。


ドアひとつ、いやドアふたつでこんなことまで想像
できてしまう。