rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

建築条件なしの土地の少なさよ


きのうの午後、知り合いのIアーキテクツのダブルIさんがひょこり事務所に現れた。
なんとうちの事務所の100mくらい先の敷地で住宅の計画があるとのこと。


そういえば、ここのところ調布では2軒先、川崎では隣、世田谷では3軒先に
建築家の現場があった。
そういえば、私のクライアントが検討していた土地で、知り合いの建築家が
後日その敷地で住宅を設計していた。


このように、建築家ブームの割には、建築条件なしの土地が以下に少ないかを
示している。


土地は土地、建物は建物で分けて売れば話はシンプルなのに建築条件付きに
するのは、土地と建物でダブルで儲かる人がいるからだ。


世の中もっとシンプルになってほしい。


●写真は、最近建物が解体された近所の土地。(本文とは関係ありません。)
ここのところ、近所で解体工事が目立つ。