rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

円環ではなくスパイラル


今日は朝から雪。
東京ではめずらしく日中も降り続いている。


午前中、外で打合せ。
午後、事務所でクライアント打合せ2つ。


日本では、高度成長以来安定した円環で
社会がうまく回ってきた。
それがいまでは、安定した関係などもはや
ほとんどありえず、ものごとや関係が
日々刻々と変化していく中で、
それらに対応して自らも変化し続け、
新しい関係をつくり続けるという永久運動が
必要となってきた。


円環を抜け出しながら、楕円軌道に変化するか、
スパイラル状に方向をもちながら変化していくか
というアクロバティックな関係づくりが
必要とされている。