rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

井上陽水


昨晩、何気なくニュース番組をみていたら、
井上陽水のインタビューが放映された。


映像の陽水をみるのは久しぶりだ。
何度かコンサートにも行ったことがある。
ずっと魅力を失わない人だ。


安保後の「傘がない」
景気が上向き始めたころの「とまどうペリカン
バブルのころの「リバーサイド・ホテル」
バブル後の「少年時代」


時代とともに変化し続けている。
芯がないようで芯がある。
陽水を聴くと時代が見えてくる。


インタビューで話していた新しいアルバムの
「長い猫」という曲が気になる。


もうひとつ、興味深い発言。
「まともなことをはっきりいわないで、ノラリ
クラリやってきました。もしかすると、まとも
なことはっきりいうこともあるかもしれないし、
ないかもしれない」(筆者の記憶による)
意味深なことばだ。


なんとなく、どちらがとはいえないが、風貌と声が
建築家の磯崎新氏に似ているような気がするのは
私だけだろうか・・・。