rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

ブラジルの時代がやってくる?


アメリカのつぎは、中国の時代が、そのあとは
インドの時代がやってくるといわれている。


中国は、大量生産の他国とのコスト格差で力を
付けてきた。インドは、ITの他国とのコスト格差で
伸びていくだろう。いずれの国もエネルギーは石油
化石燃料に支えられている。


そこでなぜブラジルか。石油化石燃料に頼らずに、
サトウキビからエチルアルコールをつくり燃料に
しようと国を挙げて取り組んでいるという。さらに
南米やインドと協力して運動を展開しようとしている。


ブラジルといえば、テリー・ギリアムの「未来世紀
ブラジル」を思い出すが、あんな風な情報社会の
成れの果てのような世界ではなく、ハッピーで
明るく、そしてエコロジカルに、石油マネーとは
関係のない世界のリーダーになってくれるといいな
と思う。いずれにせよ南米の時代は必ず来るだろう。


そのあとは、世界の原点アフリカの時代か・・・。