rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

目黒区の住宅の上棟・その2


2日続けての上棟式は関係者のみなさんの行いが
よいのか雨にもたたられず無事終了した。


きのうの「HAPPY-HOUSE 9」densityの上棟は、
ボリュームが大きいにもかかわらず、午後4時
過ぎにはほぼ作業が終了。クライアントのTさん
ご夫妻、工務店のO専務、そして私の4人で
四方を清めたあと、建物中央でTさんご家族
全員も参加し、北に向かって、二礼二拍手
一礼して工事の安全を祈る。


そして、直らい。Tさんご主人が一週間位前
から日本酒を研究されたとのことで、おいしい
日本酒がお燗と冷で用意されていた。大阪寿司、
奥様お手製の豚汁、ポテトサラダ、鳥の唐揚も
うれしい。手伝いの職人さんも多く、なにより
現場近くのT・HのSさんが会に参加されて、より
一層にぎやかな上棟式となる。


クライアントのTさんご夫妻、上棟おめでとう
ございます。そして、ご馳走様でした。空間の
つくりを、光と風とともに快適に過ごすという
目的に向けて、できる限りシンプルにつくる
ことができたので、気持ちのいい豊かな建築が
できそうです。いよいよ、今まで計画してきた
ものが具体的に目の前に現れてきます。これ
からも楽しみながら、工務店さんとともにより
素敵な建築をつくっていきましょう。今後とも
よろしくお願いいたします。