rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

尺度について


世の中には、さまざまな分野、さまざまなレベル
で、さまざまな尺度がある。


強い弱い、大きい小さい、広い狭い、深い浅い、
高い低い、美しい醜い、優れている劣っている、
良い悪い、賢い愚か、・・・・・などなど。これらは、
人間が自分の世の中での位置付けをするためと、
世の中を認識するために、つくったものだ。


世の中にはいろいろな考え方がある。いろいろな
尺度もある。尺度そのものには、原則本質的な
価値はない。人と人が共通認識をするための
きまりごとのようなものだ。価値を見出すのは、
個々人ひとりひとりの意思や力によるものである。


尺度は尺度なのだ。尺度そのものに惑わされる
必要はない。自分がどう生きていきたいか、それ
で具体的にどうしたいかで、いろいろなものに価値
を見出していけばいいのだと思う。