rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

横浜市の「智頭杉住宅」第2号の上棟


きのうは夕方から、横浜市の住宅「SU-HOUSE 22」
cameraの上棟式に参加した。おとといほど寒くも
なく、いい上棟式であった。


プロジェクト名の「camera」の意味だが、この建物
そのものをカメラと見立てて、一日のそして一年の
光の変化を楽しむ装置として、この住宅をデザイン
している。また、直接光、間接光、反射光など、
さまざまな光の表情をとらえることができる住宅
である。


また、この住宅は表題にもあるように、鳥取
智頭杉を構造材、仕上げ材にふんだんに使った
「智頭杉住宅」第2号である。4寸角の柱、赤身の
材料、安心感を感じる。智頭杉は他の地域の杉に
比べて比重が重く、粘りに特徴がある木材である。
そこはかとなく感じられる重厚感がうれしい。


上棟の作業に当たっていただいた職人のみなさん、
朝からのお仕事ありがとうございました。お疲れ様
でした。


クライアントのOさんご夫妻、上棟おめでとう
ございます。そして、ご馳走様でした。いよいよ、
家のかたちと空間が見えてきました。さらに、より
よい住まいにするべく力をあわせていきましょう。


おみやげにいただいた、黒糖「ドーナッツ棒」、
きのう早速、家族でいただきました。なかなか
いけますね〜。最初はちょっと甘すぎるかと
思いましたが、食べるうちに素朴な味わいに
変わっていきました。また、意外と度数の高い
お酒にも合いそうです。こちらもご馳走様です。