rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

なぜか新橋で飲む


写真は、新橋駅前SL広場の蒸気機関車である。
新年らしく飾り立てられている。チープさが、
新橋らしくいい感じ。


この広場は、誰もが知るおじさん広場である。
待ち合わせしているもの、見渡す限りおじさん
ばかり、そんなことをいいながら、自分も
おじさんであることを思い出す。おなじみの
TVの酔っ払いおじさんインタビューもお約束
通り行われていた。インタビューされないよう
に、微妙に位置取りしながら、人を待つ。


きょうのメンバーは、工務店の人2人、私も
含めて建築家3人、変な集まりである。暮れに
4日に飲もうというあやふやな約束をしていた
のがきっかけである。お昼過ぎ、どうしよう
かと言いだしっぺに電話すると、面倒くさい
けど、じっとしているのもなんだから、飲もう
かということになり、夕方から新橋に繰り出す
ことになった。


お目当ての、原始的なお気に入りのジンギスカン
屋さんが休みだったので、立ち飲み系の室内も
外気温と同じ焼き鳥屋で上着を着たまま飲む。
2軒目は、どの店も結構込んでいて、これまた
焼き鳥屋に入る。こちらは、2階にあり部屋は
暖かい。


飲み会は、設計者と施工者の壁を越えて、話題
はグルーブ感を伴って展開していく。このよう
に異なる立場の人が自立して、まじめな話、
バカな話をするのは、楽しく、仕事の新しい
展開を予感させる。このような集まりをどんどん
やっていきたいと思う。