rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

空気が読めないなら、つくればいい


場の空気を読むのは難しい。かといって、
読めなければ、世間から嫌われる。変な
世の中だ。


空気が読めなければ、つくればいいのだ。
世の中のトップに立つ人の多くは、読め
ないことを逆手にとって、空気をつくる
ことで地位を築いてきた人たちなのでは
ないか。


また、空気に流されてみるという方法も
ある。それも意識的にだ。意識的に流され
ていると、直接的に空気を読む次元より、
より高くより広く状況を読み取ることが
できる。


状況が読めないということ一点のみで、
人を区別差別するのは、閉鎖的な社会の
特徴である。


これからは、「KY」だけではなく、「KT」
も「KN」もあることに、意識的になろう。
多様性に目を開こう。