rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

仕事の先になにを残したいか


なんのために仕事をしているのだろうと考える
ことがある。


人並みに、自己顕示欲もある。少しは有名にも
なりたいと思う。でもそれだけではつまらない
とも思う。


もちろん、すぐれた建築はつくっていきたい。
しかし、求めているのは、建築そのものではなく、
その先にある考え方やしくみなのかもしれない。


自分がデザインした建築が後世に残ってほしい。
その建築を通して、残っていってほしいものは、
考え方やしくみだと思っている。


当たり前で、空気のようなものだけど、ごくごく
ふつうに使われる考え方やしくみをつくっていき
たい。だから、まちづくりにも興味があるのかも
しれない。


みんなをハッピーにする考え方やしくみできると
なおいい。


●写真は、庭のびわ。だんだん色付いてきた。