rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

情報ってなんだろう


何十年も前から、情報時代といわれ、IT時代に
入ってより、情報、情報と声高にいわれるように
なってきた。


でも、情報ってなんでしょう。たとえば、地球
以外の宇宙生命体が住む星があったとして、
なお地球とは全くコンタクトのない宇宙生命体
がなにかをしようとしているらしい。それも地球
には全く関係ないのなら、その情報はただの
知識、あるいは事実でしかない。


情報が有効になるには、情報の受け手が意志
を持ってなにかをしようとするときに、必要な
もの場合であって、そうでないものは意味の
ないものである。


情報、情報っていっても、本人になにかを成す
意志もない場合、まったく意味のないものだと
いうことをだれもコメントしていない。


「情報」の必要性を声高に語ることによって、
情報機器を売りたいと考えている人たちが、
ただただ、そのために、情報、情報とわめき
たてているだけなのである。


それらのことを分かった上で、情報について
語らなければならない。