rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

深さについて


周囲を見渡すと、マスコミから身近な社会
まで、表層的で薄っぺらな情報がやりとり
されているように思えてならない。


表層的なものは、いくら積み重ねても
社会に何ももたらさない。それどころか
承認し承認されることで成り立つコミュ
ニケーションや社会そのものすら成立
しなくなってしまう。


確かに、現実に深く割り込み付き合って
いくのはとてもしんどい。深く傷つくことも
ある。


でも、深いコミュニケーションがなくなって
しまっては、社会に希望など持てるはず
もないし、そもそも希望を生み出すこと
さえできない。


目の前の現実に深く関与し、よりみんなが
おもしろい展開ができるような活動をして
いきたいと思う。