rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

社会的な力は一時的なものである


権力や権威といった社会的な力は永遠に
続くものではないということは歴史によって
証明されている。


有名である、人気がある、といったもの
も、同じ社会的な力である。人気歌手など
の一生を見ると、その力は一時的なもので
あるということは明らかである。


こうした社会的な力は、誰が決めているか
といえば、本人以外の周辺の人たちである。
時代の流れによって、そういった人たちの
気持ちが移ろえば、社会的な力も移行して
いってしまう。


なにがいいたいかといえば、それぞれの人
は、ある時期にとりあえずその人の人生の
中でもっとも社会的な力を持つときがある。
それが永遠に続くと勘違いしてはいけない
ということだ。常にそれが一時的なもので
あるということを意識していないと勘違いの
渦に巻き込まれてしまう。


社会的な力は相対的なもの、自らのリアル
な力を身につけることに専念した方がいい。


とにかく、社会的な力は一時的なものなの
である。