rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

あらかじめ世界のすべては関連付けられてしまっている


いくら世界から孤立しているように見えて
いるものでも、世界に存在している時点で
世界のなにかと既に関連付けられていしま
っている。世界にいる以上それからは逃れ
ることはできない。


それぞれ個々の人間の行為も存在も然り。
良かれ悪しかれ、既存のシステムに関連
付けられてしまっているのだ。


この世界の存在の中で、人間にだけに意識
的にできること、それは既存の関連付けを
更新できることだ。つまり、既存システム
を、現況に合った新しいシステムにつくり
変えることができる存在なのだ。(現在の
諸状況は逆行の呈を成しているような気が
してならないが・・・。)


ならば、それぞれの人間がよりハッピーに
暮らしていけるようにシステムを更新し続け
ていこうではないか。