rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

寛容であること


忙しかったり、調子が悪かったりすると、
知らぬ間に不寛容になってしまっている。


つまり、少しでも自分と方向性が合わない
人とは相容れない。とくに対立的な関係
だったりすると無視し存在しないものと
して扱ってしまう。


この不寛容な状態とは、何も生み出さない
ばかりか、負のものを逆に大量生産して
しまう。


寛容であることとは、とりあえず自分に
関係してくるものはすべていったん受け
入れてみるという姿勢である。一見合い
そうにもない人でも同じ方向性を見い出す
ことができることもある。それはこちらが
寛容であることで、相手も寛容性を取り
戻し、思いが重なり合っていくからである。


不寛容は不寛容な相手しか導いてこない。


とにかく、意識的に寛容であり続けていき
たいと思う。