情報という視点で見ると、人間はあまたある
外部情報から自分独自のフィルターで選択
し、それらの情報をきっかけに再度フィルター
を通して外部に情報を出していく。これらの
重なりが人間社会を構成している。
正常な人間の社会行為は、上記のように形
づくられている。
そのとき、より多くの人が豊かになるために、
オープンな精神で、偏見なく外部情報を見渡し、
固定観念に囚われない意思というフィルター
を通して情報を内部に取り入れ、展開可能性
の高い人により正確にフレキシブルに情報を
伝えていくことが重要である。
しかし、人間いつもこのように振舞えるわけ
ではない。気持ちが何かの原因でクローズ
してしまえば、外部との関係も途絶え、情報
を取り入れるフィルターも正常に機能しなく
なり、パニックに陥ることもある。そうなると、
身の回りのすべてのことがうまく回らなくなる。
双方が何かを隠蔽し合わなければならなく
なる。つまり、関係性そのものが崩壊して
しまう。
いつも正常であるということはありえないと
いうことを肝に銘じておかなければいけない。
正常でないときは焦らず、とにかくゆっくり
休むことだ。気長に気持ちが癒えるのを待つ
しかない。決していい意味でもわい意味でも
ヒロイックになってはいけない。
ふと今朝ある人のことを考えていたら、こん
なことがあたまをよぎった。