rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

固定観念について


世の中は、固定観念で成り立っている。どう
いうことかといえば、固定された確固とした
共通コードがあってこそ初めて、人間は意味
や意思を伝え合い、コミュニケートできる。


よく固定観念は悪者扱いされがちだが、
実は社会の根幹を担っているものなので
ある。


わるい固定観念とは、その共通コードが
現状の中では古くなり機能しなくなって
しまったものである。


これらこそ正確により分けられ、排除されて
いかれるべきものなのである。


すべてのものには、いい側面とわるい側面
があるということを忘れてはいけない。