rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

仕事再考


ときどき、いったい仕事ってなんなのだろ
うと思うことがある。


もちろん、暮らしていく上でお金を稼ぐ
ためのものだということは分かっている。
ただ、それだけでいいのだろうか。おそ
らく、それだけではいけない、と思う。


仕事とは、なんらかのかたちで社会との
関係を持つことで、利潤を得ることを指す。
社会と関係するというところがミソである。
社会のためになることをして、報酬を得て
いるのである。


社会のためになることをするというところ
が、最近の仕事観には欠如しているような
気がしてならない。世の中の誰かのために
なることをしているということ自体がおそ
らく最大の営業ツールになるはずである。


日々の生活と仕事は明確に区別されがち
だが、実は生きるということばと同義なの
である。


ならば、人のためになることをできる限り
楽しくやっていこうではないか。