rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

信じ合うことで社会は成り立っている


以前にも書いたことがあるが、お金というもの
は抽象的な数値を表すものだが、みんなが
それに価値があることを信じ合うことではじ
めて何でも買える貨幣という機能を発揮する
ことができる。


言葉も同じ。みんなが共通コードを認識して
いるから通じ合うことができる。


家族から、市町村や国、国際社会も、それら
に参加する構成員が信じ合うことで成立して
いる。


人間が関わる、この世界、この社会は、構成
員が信じ合うことで成り立っている。


その反対に、疑い合うことは、社会の崩壊を
意味する。世の中、疑い合うことを前提に組み
替えられ始めているような気がしてならない。
このままでは、共通コードは喪失し、社会その
ものが機能不全に陥ってしまう。


何らかの手を打たなければならない・・・。