rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

雑用が不景気を招く?


きのうは午前中、メールチェックと先延ばしして
いた雑用をこなす。午後はオフとし、今度は
家出の雑用。午後5時ごろに開放される。よう
やっとビールタイム。


以前にも書いたが、年を取ったこともある
と思うが、手続き関係の雑用はただ増える
ばかりである。国の補助金制度も然りで
ある。お金をもらうために動くコストを考える
ともらわない方がいいと思うようなものも
ある。活性化されているのは、その手続き
を処理する公益法人だけではないか。問題
だと思う。


建築関係の手続きも煩雑になった。まずは、
建築確認申請。独立した当時からすると3倍
以上の書類を提出しなければならない。電子
申請というのはどうなったのだろうか。その他、
構造審査、建築士定期講習、エコポイント、
などなど。


これらの、いわば雑用系のものは住民に
作業コストを強い、恩恵を被るのは公益法人
のみ。これでは景気などよくならないような
気がする。景気をよくしたいのなら、しくみ
そのものを見直すべき時期に来ているような
気がする。